ジャムこばやしblog

お店のことや旧軽井沢、あまり知られていない軽井沢、 などを中心に紹介していければと思っています。
ここ数年は木の実イベント関係の話が多くなっていますがご容赦ください・・・

軽井沢は群馬と長野の県境に位置しています。

軽井沢から碓氷峠を20分程車で下って行くと群馬県。



標高差があるので軽井沢より気温も高く、

昨日行ったら既に、菜の花や梅・フキノトウが眼について、春。



軽井沢から40分くらいで秋間梅林という有名な梅林があります。

その近くで撮った梅の花。

秋間梅林そのものは行ったことないんですが。



その時に行った桑畑。



桑の木は剪定するので、変わった形です。

群馬は養蚕が盛んだった地域でいたるところに桑の木がありますが、

養蚕の衰退とともに年々荒れてきているようで、少し寂しい。



群馬県は群馬の学校に通っていたこともあり余計に身近な地域です。

群馬の町、横川・松井田・富岡・下仁田など軽井沢からも近い

紹介したい町があるので、いずれ写真とともに紹介したいと思っています。

いずれも歴史のある町で、鄙びた佇まいと、

観光擦れしていない感じが良いです。


ここ数日ようやく軽井沢も春の気配。



倉庫の隣に毎年顔を出します。

春一番乗り。



2月中旬頃まではホントに春は来るのだろうか?

という程寒い日が続き、雪も断続的に何回も降ったので、

ことのほか春が待ち遠しい冬でした。



2月後半に段々と日が長くなり、陽射しもやや春らしくなって、

最近の暖かさでようやく日陰の雪、というよりは

一度融けて氷っているので氷が融け始めました。

ポタッ、ポタッ、という音が日中絶え間なく聞こえます。

昨日、今日は旧道の人出もやや春らしく多くなってきました。



メインの通りは今のところ殆ど雪はないので

ノーマルタイヤでも大丈夫だと思います

(今朝友人に電話で訊かれたのです)。

世界最大の豆モダマ(藻玉)です。

モダマ 藻玉

日本では西表島から屋久島にかけて生育しているようです。



始めてみたのはサヤが半分になった状態のもので15年位前。

半分だったのでそれほどインパクトはなかったのですが、

その後、沖縄を旅行している時に西表島で1本丸まるのを見て驚愕。



西表島に行く前日に石垣島に船で到着、

朝靄の中を歩いていると街路樹の樹上にブラブラと豆が・・・。

その後、島内の寺でそのサヤが落ちているのを発見して

カバンにくくりつけて旅してました。

その豆はホウオウボクという豆で全長30cm位。

それでも充分インパクトがありました。

その後、西表島でヒッチハイクして乗せてくれたおじさんがそのホウオウボクを見て、自分のところにもっとでかいのがあると言って見せてくれたのが、このモダマでした。

土産物屋で売っっていたけれど高かったのと、持ち歩くのが難儀なのであきらめました。



その数年後、都内で発見して売ってもらったのがこちら

モダマ 藻玉1 

その後ずっとお店に飾ってありました。

そして最近になってようやく仕入れルートを見つけたのが最初にあげた

モダマとなります。長い道程でした。



タイ産になります。

モダマにも幾種類かあり、亜種も広く存在するようですが、

このタイ産は木のように硬いのが特徴のようです(先の東京で購入したのは産地不明)。

「木彫りかい?」と良く訊かれる程硬い。



種もお見せしたいのですが、手元になく、わざわざ割るのも忍びないので、

またいずれ。

(追記 結局割ってみました 報告はこちら

このモダマについてはネット上にも色々でていますが、

関係本として

「西表島の巨大なマメと不思議な歌」盛口満 著

が面白いです(何故かアマゾンにでてこない)。



通常の豆も販売しているので、豆に興味があり、

豆の図鑑が欲しく探しているのですが中々見つからず。

良いのがあったら教えて下さい。


前回お伝えしました花豆の取材の放送が

今日だったのですが、見逃しました。



夕方にテレビを見た方から電話があり

「今、テレビで見たのだけれど・・・」

と言われ慌ててテレビをつけたら最後の一秒。



朝から、今日やるんだよなー、忘れないように、

と思っていたのに、夕方にはすっかり忘れていました。

見ても別に何がどーだということもないのでしょうが、

見られないと余計に見たくなるのが人情、気になります。



以前に、母が取材を受け(と言っても猿の被害の話で)ており、

放送されたのですが、その時も家のものはだれも見ておらず、

僕も友達から「お前のかーちゃんでてるよ」と連絡があり

始めて知りました。

テレビに縁がないのでしょうか。

テレビ信州(ローカル局)の番組で花豆の取材がありました。

ジャム屋なんですが・・・と思いつつも、

自慢の花豆なんで、純粋に嬉しいです。

同じ花豆でも品質にはかなりの差があり、しかも煮てみないと

なかなか違いが判らないというやっかいな物なだけに

当店の花豆には自信があります。

といってもこの品質は以前にご紹介した農家さんのおかげであります。



今回は花豆の特集だそうです。当店以外にも花豆赤飯や

花豆パンのお店もでるそうです。



無事カットされなければ2/1の夕方4時台あたりで放送するそうです。

見てみて下さい(といっても長野県在住の方のみ)。

緊張気味で話す自分の姿は恥ずかしい気もしますが。

資料として僕の撮った花豆の写真もでるみたいです。



余談になりますが、

長野県にはローカル局が4つもあります、

テレビ信州・信越放送・長野放送・abn長野朝日放送。

名前が紛らわしい。未だにどこがどこだか良く判らず。

たまに、他県の人にローカル局の多さに驚かれます。


信州でよく食べられる

のり豆(鞍掛豆・ひたし豆)の調理法の紹介です。

青大豆も全く同じ使い方ができます。

といっても例によって簡単なんですが。



簡単に一品できて、つまみにぴったりな味なので

個人的に非常にお勧めです。さっぱりと健康的な味です。

まとめて作って冷蔵庫で保存もできます。

唯一、難をあげるなら一昼夜浸さないといけないので

前々から準備しないといけない点でしょうか。



調理法

?一昼夜水に浸す。

鞍掛豆のり豆1

鞍掛豆のり豆2

浸しておくだけで倍くらいの大きさになります。

?柔らかくなるまで10分~20分好みの硬さに茹でる。

鞍掛豆のり豆3

ゆでてザルにあげたところ。

?醤油や塩で味付け

鞍掛豆のり豆4

写真は数の子と和えたところ。



茹でたものに塩を振るだけでも枝豆っぽくさっぱりと美味。

その他、醤油を少しかけるだけでも。

家では数の子と和えるのがお節の定番です。

明太子と和えたものが、軽井沢の焼き鳥屋「わかどり」さんで

お通しとして出てきます。

なめたけと和えても良し。

要は味の濃いものと相性が良いということでしょうか。



この「のり豆」なんですがあまり流通してないようです。

以前、長野市周辺の農家の人と話していたら、

その人は長野市周辺だけで栽培されてる豆だと思っていたそうです。

逆に僕は軽井沢のある東信地方の産物だと思っていました。

どの地域で栽培され使われているのか興味深い。



のり豆の販売はこちらから

青大豆の販売はこちらから

あけましておめでとうございます。

本年も宜しくお願い致します。



毎年、この時期に思うのですが、

年内に年賀状を書いて、

「明けまして」とか「今年も・・・」

と書くのって違和感ないでしょうか?



というのを半分言い訳にして、

僕はいつも年明けに書いております。

今日、ようやく投函いたしました。

軽井沢も今日は朝から雪です。



気温も全然上がらず、寒い大晦日となりました。



さすがに雪のせいか人出は少なめでしたが、

別荘や地元の方がいらっしゃいました。



大掃除も終わり、今までになくのんびりとした1日でした。

静かに、軽井沢の夜も更けていきます・・・。

冬になると僕の部屋の窓が凍ります。

窓の氷

張り付いていて開かない・・・。

今朝は-10℃近くなったみたいです。

南側の部屋なのでそのうち融けます。

ここのところ雪が舞うことは良くあったのですが、

いよいよ今朝起きて外を見たら積雪。



雪が積もって晴れていて気持ち良いなーと思うのもつかの間、

気温がどんどん上がってきて、

お昼現在、早くもビシャビシャに溶けてきてます。



道路も除雪されているので、スタッドレスなら問題ない状態です。

今晩、溶けた雪が凍結するのが一番怖いんですけど。



軽井沢は一般的なイメージとは違い、

気温こそ氷点下15度位になりますが、

もともと雪はあまり積もりません。




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