毎度ご無沙汰しております。



晩秋が時期の果物ですが、

カリン特集であります。

(最近、「カリンのジュレ」という新商品を作ったのですが、それはまた後日・・・)



という訳で、「部屋」と「Yシャツ」と「私」、

ではなくて、

「カリン」と「マルメロ」と「本かりん」、です。



えー、まずややっこしいのが、

上記写真左がマルメロで、信州ではこれをカリンと呼びます。

一方、右がカリンで信州ではこれを本カリンと呼んで区別しています。

他の地域でもマルメロをカリンとして売っているのを

見たことが度々あります。

現在信州ではかなり呼び名が混在しており、

余計に混乱を招いているようで、良くお客さんに聞かれます。



つまり信州では 

マルメロをかりんと呼んでいる訳ですが、

本来はマルメロとカリンは別の果物なのです。

当店では全てマルメロの方を使っており、

かりん(マルメロ)と表記しています。



両方同じバラ科の果物ですが、

マルメロ属とカリン属で違う属に分類されています。



見た目の違いとして

マルメロ・・・形が洋梨型でとんがってる。表面に毛みたいなものがある。



かりん・・・楕円形(違うのもありますが)・つるつるしている。



表面の毛のあるなしで見分けられます。

両方、品種やモノによって多きさや形には違いがあります。



香りはどちらも特有の良さがありますが、それぞれ違います。

香りを文章で表現できず・・・。

年内はお店に両方ありますので香りをお試し下さい。



原産地は

マルメロ・・・ペルシャ・トルキスタン地方

 かりん・・・中国

だそうです。



信州では導入当初からマルメロのことをカリンと呼んでいたようです。

カリンの方が通りが良いと思ったのか、単に間違えたのか、

興味深いところです。



両方生食には向かず、加工して始めて良さがでます。

カリンは非常に硬く、焼酎漬けが主な用途。

マルメロはカリンよりは柔らかいので焼酎漬け・ジャム・ハチミツ漬けが主なようです。



ついでにもう1つややこしい話が、

学名ではカリンが「偽マルメロ」の意味であるということです。

マルメロはマーマレードの語源になったとも言われており、

ヨーロッパでは古くから利用されていたみたいです。

中国原産のカリンの方がマイナーな存在なので

「このマルメロの偽者が」といった感じなのでしょうか。



今日も余談で

ドイツ語ではジャムのことを

マーマレード(もちろんドイツ語で)というそうです。

これも何だかややこしいですね。



当店のカリン(マルメロ)製品はこちらから。