ジャムこばやしblog

お店のことや旧軽井沢、あまり知られていない軽井沢、 などを中心に紹介していければと思っています。
ここ数年は木の実イベント関係の話が多くなっていますがご容赦ください・・・

2007年10月

軽井沢で紅葉と言えば雲場池なのですが、

本日、きのこ採りがてら自転車で寄ってみました。

軽井沢 紅葉

綺麗に赤くなってました。

その他の町内はモミジが色づいてきたかなー、といった感じです。

今週末位がピークかと思われます。

北軽井沢は綺麗だったよ、とお客さんが言ってました。



以上、軽井沢紅葉情報でした。



ちなみに、キノコは殆ど採れず。

2本だけ味噌汁用に採集。

暫く乾燥してるのと、時期が遅いからなのか・・・。 続きを読む

久々に軽井沢のお勧めエリアの紹介です。



当店から歩いて5分程。

旧軽井沢のメインストリート奥、つるや旅館と同じ側で、

つるや旅館から2分位、林の中にこじんまりとあります。

ショー記念礼拝堂とショーハウス。





上の写真の礼拝堂の裏に下の写真のショーハウスがあります。

気がつかずに礼拝堂だけで帰る人も多そう。



礼拝堂も木造りの落ち着いた感じで、木々の中にあり、

聖パウロ教会とはまた違った魅力があります。



その奥にあるショーハウスは、復元されたものになりますが、

この別荘が洋風別荘としての最初の建築で「軽井沢の別荘」を生み出すもととなりました。(パンフレットより)

簡単に言うと軽井沢の別荘第一号ですね。

僕の部屋から見える大塚山に1888年にこの別荘が建てられたということです。

無料で中にも入れます。





氷の古い冷蔵庫があったりして、置いてあるものも結構凝ってます。

洋風なような和風なような造りでカッコいい、

しかし、例によって冬は寒そうな造りです。



旧道のメインストリートからすぐの林の中で趣きがあり、

いかんせん無料ですので、是非お立ち寄り下さい。



※ここからもうちょっと先にある橋を渡ったところに公衆トイレがあります。



ショーハウス開館時間 午前9時~午後5時

           7月~9月は午後6時迄

      休館日  木曜日 

           国民の祝日の翌日

           11/1~3/31

           7/15~9/15は無休

浅間山に初雪が降りました、



綺麗に撮れてませんが。

と、言っても17日のことで、既に昨日2回目が積もってます。

写真は17日のもの。

ここのところ急に寒くなり、ぼちぼち木々も色づいてきてます。



話は変わりますが、キノコはこの辺は豊作のようです。

昨日も沢山頂きました。



山のキノコが好きなもので、

煮込みうどん、おろし和え、なすと煮物なんぞと一通り食し、

今年のキノコ生活は充実しております。



ラフランスも入荷して店頭で生も販売中。



果物で1つ好きなものを挙げろと言われたら、

ラフランスを挙げるかもしれない程、好きな果物。

熟して食べ頃になるのが待ち遠しい。

食べごろを見極めるのが難しい。



フランス生まれなのに、

本国フランスでは現在栽培していないところが面白い。

このゴツゴツした外観も良し。



紅玉も店頭で販売、っと言いたいところですが、



既に売り切れ。

この赤い外観が非常にりんごらしい。

甘さの中にさっぱりとした酸っぱさがあり、根強いファンが多い。

ジャムやアップルパイはこれに限ります。

(当店のジャムは100%紅玉使用)



ちなみに今は店頭にて、陽光と新世界というリンゴを販売中。

ここ数年、長野県もポスト「フジりんご」ということで色々な品種がでてきてます。

シナノスウィート、秋映、シナノゴールドなどが有名でしょうか。

味がどう違うのですか?とお客さんに聞かれますが、

答えるのが中々難しい・・・。

地梨を頂きました。

地梨



ピンポン球よりも一回り小さい位の大きさ。

この果物は香りが素晴らしく、自分は世界で一番好きな香りです。

秋の楽しみのひとつ。



以前は離山に採りきれないくらいあったそうですが、

今では見かけることの少ない果物です。



何年か前に沢山手に入った年があり、試しにジャムにしてみたのですが、

加熱すると肝心の香りがとんでしまい魅力がなくなってしまうので、

ジャムにする意味がない、という訳で、

それ以来ジャムにすることはなくなりました。



それでは何が良いかというと、

香りも活かされる昔ながらの焼酎漬が一番かと思います。



こうゆう果物が沢山あると豊かになった気持ちがします。

今まで軽井沢に住んでいながら、きのこ採りに行ったことが殆どなかったのですが、試しに空いた時間に一時間程、散歩がてら山に行ってみたら……、

案の定ありました!



採り合えずジコボウとかリコボウなんて呼ばれるきのこを目指して行って、この辺りにありそうだなー、と思って行ったら、まさにそこに生えていたので、感激。山の中で一人、小躍りしそうな位嬉しかったです。





それに味を占めてうろうろしたら、一家分は余裕で採れました。

きのこ採りがこんなに面白いとは。

今まで知らなかったのが悔やまれる位でした。

きのこ採りで遭難したり、毒きのこを食べてしまう気持ちも少しわかったような気がします。



先のジコボウ以外のきのこも山で会った人に訊いたら食べられるとのこと。

アミタケと呼ぶらしい。



その日は煮込みうどんで頂きました。



ところが翌日、別の詳しい人に残りのきのこを見てもらったら、

「こんなの食べないよ、食べちゃったの?」と訊かれびっくり。

「食べてなんともないんだったら大丈夫」って、当たり前なんですけど・・・。

よくよく訊いてみたら、その方はホントにはっきり判っている五種類位しか採らないとのこと。市場に卸したりもしているので、そのようにしているようです。

更に、その人がアミタケと呼んでいるキノコは別のものらしい。

いずれにしても俗称だったり、地域性が濃いようで奥が深い。



他にも少しブラブラするだけで





こんのがありますが、全くなんだか判らず。他にも色々生えてました。

今まで山のキノコにあまり興味が湧かなかったのですが、

急に色々興味が湧き、すっかり虜。



森の木陰にひょっこり生えている姿は可愛らしさと同時に、

神秘的な感じで妖精や小人がでてきそうな怪しさもあります。

そして、食べると旨い。

同じキノコでも生えてる場所や成長具合などで見た目が変わったり、

今まで食べていたキノコがある年だけ毒性を持ったりすることもあるらしい。

毒があるところも怪しく魅惑的。



うーむ、深い、きのこワールド。



軽井沢周辺ではこの時期、「きのこ祭り」ってのを良くやっていますが、

たいがい土日なので行かれず・・・。

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