ジャムこばやしblog

お店のことや旧軽井沢、あまり知られていない軽井沢、 などを中心に紹介していければと思っています。
ここ数年は木の実イベント関係の話が多くなっていますがご容赦ください・・・

2015年03月

毎年この日になると思いだす・・・



20年前のサリン事件の前日に当時高校1年生だった自分は

始めての長距離旅行ということで18切符(今もあるのか?)を

使って伊豆の下田まで行き、翌朝(3月20日)にバスで南下しました。



よく晴れてポカポカと春の陽気で菜の花が満開、

海が良く見えるところで昼寝して温泉に入り、

さて南を目指すかと思ってバス停に向かったら

バスが全く来ない&バス代も高くつくことが判明。



どうしようかなと思案しましたがハタと思いついてヒッチハイクだ!

ってんで親指立てて道に立ったらものの数秒で一台目の車がやってきて

あっけなく停まって載せてくれました。



新婚さん夫婦だったのですが、乗車するなり「知ってる!?今朝東京で・・・」

と聞いて知ったのがサリン事件。



満開の菜の花や海をみながら海岸線をご夫婦とともにのんびり走ったんですが、

サリン事件と平和なご夫婦や景色とのギャップがなんとも現実感が

なくて深く印象に残ってます。



結局一週間ほどかけてヒッチハイクで伊豆一周して帰宅したんですが、

どの車に乗ってもサリン事件の話でもちきりでした。

この時の旅行は乗せてくれた人たちを皆写真撮ったのでいまでも写真がある。



そんなわけでサリン事件と伊豆が自分の中で分かちがたく結びついてしまって、

毎年この時期になるとしみじみと思い出します。







このサリン事件の頃は阪神大震災やバブル崩壊など厄災(人災?)が

色々あってなんとも潮目の変わった時期でした。



それにしてもオウム真理教とはなんなのかってのが

今だによく分からず謎です。

よく言われることですが分からないという意味では

全くもって終わってないのだなと。



そんなこと言えば自分の中では太平洋戦争や安保闘争、最近の話では

原発問題、集団的自衛権などよくわからないことだらけで困ったもんです。

Aだと言えばBと言う人もいる。両方聞いてみても自分の中で

判断するだけの知識がないので何も言えなくなる。



テレビや新聞でしょっちゅう世論調査なんてやってるけど

自分が答えるとしたら賛成でも反対でもなく

全て「よくわかりません」になるな・・・。

2008年からオフィスダブルオーと共同で発行していた(今調べた)

軽井沢マップですが、昨年の7月頃に5万部発行して延べ186000部の発行とあいなりました(これも今数えて判明)。

軽井沢マップ



HPにPDF版もあります→オリジナル軽井沢マップ



おかげさまで好評で町内各所での配布や観光案内所・旅行会社などでも

使っていただいて順調に発行してこられました。



途中からは広告もらって発行費用を分担して頂いたりと

色々な方にお世話になりました。

ご協力頂いた皆様ありがとうございました。



まだ去年発行した分の在庫がありますのでしばらくは配布してますが、

発行自体はこれにていったんお休みとさせて頂きます。



何かしら形を変えるなりしていつかまた発行して

いきたいなと思っています。





初めの手探り状態での第1号1000部発行の頃を

思い出すと感慨深いもんがあります。

もうずいぶん前に登って写真だけ撮って放置してあったんですけど、
整理してたら写真がでてきて今回掲載。

うちの店から歩いて30分位の愛宕山。
山頂付近に愛宕神社があります。

年に一度春に愛宕神社のお祭りみたいなのが
あって周辺の地元民が登って山頂でお参りして昼飯食って帰るという
なかなかのどかなイベントがあります。

小さい頃は毎年のようにそのお祭りに参加していて、
しばらく間があいて10年ほど前に久々に参加。

今ではひっそりとしたお祭りですが、聞くところによると
うちのはす向かいの通り(デリカテッセンのある通り)の入口から
提灯が並んだりなんかしてなかなか風情があったらしい。

今では提灯こそでてきませんが、通り沿いの昔から住んでいる
お婆さんなんかは花豆赤飯炊いたりします。

うちの店のはす向かいの通りを真っ直ぐ行ってちょっとした
登り坂を上った交差点をそのままひたすら真っ直ぐ行く。


このあたりは別荘地としてはかなり古く由緒ある
ところですので別荘ウォッチングしながらぶらぶら行っても楽しい。

愛宕山には昔、土葬の墓地があったらしくてその上が別荘地になったので、
土を掘ると骨がでてきたと父が言ってました。
とはいえお墓だったのは100年以上前の話。

今では全くそんな面影もなく高級別荘地として独特の景観を作ってます。
舗装された道をそのまま真っ直ぐ行くと途中から階段のある山道に
二手に分かれるので山道の方を行きます(案内看板がある)。愛宕神社参道愛宕神社参道


春の写真なので緑が濃い
愛宕神社参道

しばらく登ると愛宕神社に到着
愛宕神社
こじんまりしたもんです。

そこから見える景色が絶景!と言いたいとこだったのですが
樹が伸びてる+緑濃くてそれほど見渡せず



背後にそびえるのが昔宣教師の人たちにオルガンロックと呼ばれてた岩

たしかに独特。

境内向かって右側にも道があるので進んでいくとそこにも
しめ縄を張った岩場がある
オルガンロック

この神社の創立年代は不詳のようですが、神社創建の前から岩に向かって古来から
人々がアニミズム的な信仰を持っていたのかと思うとなかなか感じ入るものがあります。

境内向かって左側にも道があって確かこの道を行くと三笠の別荘地にでたかと思います。オルガンロック


道中いたるところに生えていたテンナンショウ
テンナンショウ
こいつらは性転換する種もあるというからお前ってやつは。。。

写真のサイズ変更がうまくいかずかなりお見苦しい写真が多いのですがご容赦。
気軽に登れて古い別荘地と林が楽しめるので、
散歩以上、登山未満ってな感じで良いです。

この山はイノシシ・クマも出るのでそれだけご注意ください。
一時はサルもよくいて、昔行ったときにサルたちに囲まれて結構怖かった。
ここ数年は追い払いの効果もあってかあまりサルがでたとは聞いてません。

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