ジャムこばやしblog

お店のことや旧軽井沢、あまり知られていない軽井沢、 などを中心に紹介していければと思っています。
ここ数年は木の実イベント関係の話が多くなっていますがご容赦ください・・・

カテゴリ: その他

ポーランドのお土産にこんなものを頂きました。
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ポーランド語なのか何語なのかさっぱり判らないんだけど、
「日本だと甘露蜜とかっていって蜂じゃなくてカイガラムシとかから採取される蜜みたい」
と言ってもらったので、なんだそれはを思ってネットで検索してみたら多少情報がでてきた。

国内でも蜂以外の虫の分泌物から採取した蜜は多少販売されてるみたいです。
ポーランドだと蜂の蜜よりも珍重されていて栄養豊富だとかなんとか・・・。

カイガラムシから採った密にしてはラベルに蜂の絵が描いてあるしなんだか紛らわしいな、
と思っていたら、カイガラムシだかなんだかの虫がいったん分泌した蜜をさらに蜂が集める、
なんて話もでていました。そうすると2回虫の体内を通過しているのか?
別に虫の排泄物ってわけでもないんだろうけど、やや複雑な気持ち。

一般的な反応としてはカイガラムシか・・・となんだか否定的な反応をしてしまいそうですが、
カイガラムシから採られる物質で蝋や染料作って昔から利用されてきたみたいで、
食品の着色料としても使われているので知らない間にみなお世話になってそうです。

中身はこんな感じで結構濃いめの色。
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味のほうはアカシアなんかのさっぱりスッキリ味とは対極で、色に負けない濃いめの味。
確かになんだか栄養豊富そうな味ですが、沢山食べるとちょっと胸焼けしそう。

というわけでちょっとずつ食べてます。


それと、今年もいちご(あまおう100%)コンポートの販売始まっています。
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10年程前に知り合った方が長野県の南の飯田市の山中にある
遠山郷というところで山肉専門店をやっています。
その名も「スズキヤ」の鈴木さん(社長)。

それ以来、一方的に鈴木社長とスズキヤとスズキヤ商品と遠山郷のファンに
なりまして、いつか行ってみたいなーと思っていて、
この冬にようやく訪ねることができました。

以前から「自分の新婚旅行は遠山郷に行くしかないですねー」なんて
言っていたので、鈴木社長に訪問の電話をしたら開口一番、
「ジャムもついに結婚か?!」と言われてしまいました(笑)。


人里離れた山奥の隠れ里のようにあるイメージだったのですが
(確かにかなりの山奥に集落があります)、
いざ車で行ってみると道も整備されていて思っていたよりはるかに近かった。

車にナビの付いてない自分はこちらの地図をプリントアウトして頼りに
していったら一発で到着!飯田インター降りてからはあっという間でした。

凄いよくできた地図だなーと思っていたら、後から分かったのですが、
スズキヤ社長夫人が以前に作ったものだとかで恐れ入りましたm(__)m

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こちらが集落に燦然とそびえるスズキヤ店舗(兼住宅)。
更にちょっと歩いたところに最近できた衛生設備完備の工場もあります。
近代的な工場の休憩室に従業員のために炬燵がおいてあって感動。


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川向う左奥がスズキヤのある遠山郷和田宿中心部。
山の中に広がる集落でさらに山に囲まれていて川と
並んでどこ向いても風情あります。
川岸には桜が植わっていて春はまた映えそうです。

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タモリじゃないけど集落にあるこういった段差に建ってる建物も胸躍るもんがありました。

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信州にしては珍しく茶畑もあってお茶も特産品。
静岡が近いんだなと実感。

ちなみに飯田インター降りて昼飯に入ったラーメン屋に
中日新聞がおいてあって、違う文化圏に来たんだなーと始めて感じた。
長野県内とはいえ南の方は名古屋文化圏ってな感じなのです。


この和田宿は秋葉街道という山中を通る街道の宿場町だったということで、
今でもこの小さい集落に何軒も旅館があってこれもなんだか独特の風情でした。

遠山郷はもとは山中から切り出した材木を出荷していて、
高度経済成長期に外材が入ってくるまでは大変な賑わいだったという。
一通りのお店や文化施設があったのでこの集落だけで
用事が足りてしまったとか。

社長の話によると昔は毎晩酔っぱらいの喧嘩が絶えない勢いだった、と。
そんな話を聞いたせいなのか遠洋漁業で栄えた港町とかに
近い雰囲気を山の中だけど感じます。
それとなんだか中上健二的な雰囲気も強く感じた。

小さい集落に様々なお店が密集していて映画館から夜遊びスポットまで
沢山あったということで、いまでも当時の匂いをいたるところで感じます。

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スズキヤ店舗近くにある食料品屋。
山中の個人商店とは思えないほど品揃えが凄くて
前のめりに置いてあって勢いある。
この辺の積極的な姿勢にも遠山郷の気概を感じた。

例によってろくな写真が撮れてないのですが、小さい集落ながら
路地をうろうろするだけで十分楽しいし発見があって、やたらと密度濃い。
掲載の写真はかなり個人的な偏りありますが、
実際は風光明媚で、言っちゃえば高原のリゾート地(笑)。


スズキヤさんのお店も想像を超える魅力を持った独特で唯一無二なお店でございました。
タイミングが合えば山肉の解体現場も見られたみたい!


山肉といえば最近は横文字でジビエなんて呼ばれてマスコミに
取り上げられることも多いのですが、こちらスズキヤさんも
テレビやら新聞やらにしょっちゅうでてきます。都内有名ホテルなどにも山肉納入。

自分としては「ようやく時代が追い付いてきたな」と無駄に威張ってるんですが(笑)。

鈴木ご夫妻始め働いてる方達にも大変お世話になっておかげさまで密度濃い充実の滞在でした。
大袈裟かもしれないけど、下手な海外旅行なんかよりも刺激的で充実でした。

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最後に鈴木社長ご夫妻とスズキヤ恒例の被り物で記念撮影。
お土産にというか自分が食べるようにウズラ・イノシシ・馬肉、
さらには博物系ということで鹿の角とイノシシの牙も購入。

長野県の観光地としてはかなりマニアックな場所だと思うのですが、
通常の観光に飽き足らない方達に特にオススメです。
温泉もあります。


タニシ・・・田圃や池なんかにいるあの例の貝です。
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みなさんはタニシを食べたことがありますでしょうか?
(始めてブログで語りかけてみた)

自分は小さい頃に食べたことあるような気もするけれど、
味は全く覚えていない。

この21世紀の日本でどれだけの人がタニシを食べているのか想像もつかない。
タニシ食べた、または食べてる、ってな話も全く聞いたことない。
みんな僕に内緒で食べてるのか?

「日本の食卓におけるタニシの位置づけ」なんてのも分からない。
珍重されているような気もするし、「あーあの田圃にいるやつね」なんて馬鹿にされてる気もする。
飢饉のときに食べるもんな気もするし、お祝いの席にでてくる気もする。

蜂の子やイナゴの佃煮、ザザ虫なんかは信州名物珍味の冠を与えられていて
わりとエラソーにしてますけど、タニシなんてのは話題にもならない。

食通で有名な魯山人がタニシを好きだった、てな話を小耳に挟んだりもして
余計に気になっておりました。


先日、スーパーで蜆を購入した後に寄った店でタニシを発見。
勢いで購入。

その晩の味噌汁を蜆にするべきかタニシにするべきかたいへん悩みましたが、
シジミをさし置いてまずはタニシで。

砂抜きしてあるということでしたが心配なのでさらにしばらく水に漬けとく。
しばらくして見てみたら外に出てきてた。愛いやつ。
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その後、昆布で出汁をとったところにタニシ投入。

しばらくすると独特の香りが。。。
なんとなく臭い消しに日本酒投入。

その後、味噌入れて、まだ臭いが気になるのでネギも投入。

食べてみました。
うーん臭いが気になる。。。

使ったタニシが悪いのか、調理法が悪いのか。。。
それともこの香りが醍醐味なのか。

wikiには「甲信越地方の一部では貝殻のまま味噌汁(つぼ汁)にし、
お見合いの席には欠かせないものとされていた。」なんて書いてありますけど、
この臭いのせいでうまくいく2人もいかなくなるんじゃないかと心配になります。

汁にはタニシらしき出汁の味がするんだけど、蜆よりいい出汁でてるか?
と訊かれると素直にハイとは言えない。

身のお味は?
爪楊枝で引っ張りだして食べてみたけど、これまた特にお味は・・・タニシめませんでした。


なんとなく色々腑に落ちないので年配の人に会ったらタニシについて訊いてみたいと思います。

毎年この日になると思いだす・・・



20年前のサリン事件の前日に当時高校1年生だった自分は

始めての長距離旅行ということで18切符(今もあるのか?)を

使って伊豆の下田まで行き、翌朝(3月20日)にバスで南下しました。



よく晴れてポカポカと春の陽気で菜の花が満開、

海が良く見えるところで昼寝して温泉に入り、

さて南を目指すかと思ってバス停に向かったら

バスが全く来ない&バス代も高くつくことが判明。



どうしようかなと思案しましたがハタと思いついてヒッチハイクだ!

ってんで親指立てて道に立ったらものの数秒で一台目の車がやってきて

あっけなく停まって載せてくれました。



新婚さん夫婦だったのですが、乗車するなり「知ってる!?今朝東京で・・・」

と聞いて知ったのがサリン事件。



満開の菜の花や海をみながら海岸線をご夫婦とともにのんびり走ったんですが、

サリン事件と平和なご夫婦や景色とのギャップがなんとも現実感が

なくて深く印象に残ってます。



結局一週間ほどかけてヒッチハイクで伊豆一周して帰宅したんですが、

どの車に乗ってもサリン事件の話でもちきりでした。

この時の旅行は乗せてくれた人たちを皆写真撮ったのでいまでも写真がある。



そんなわけでサリン事件と伊豆が自分の中で分かちがたく結びついてしまって、

毎年この時期になるとしみじみと思い出します。







このサリン事件の頃は阪神大震災やバブル崩壊など厄災(人災?)が

色々あってなんとも潮目の変わった時期でした。



それにしてもオウム真理教とはなんなのかってのが

今だによく分からず謎です。

よく言われることですが分からないという意味では

全くもって終わってないのだなと。



そんなこと言えば自分の中では太平洋戦争や安保闘争、最近の話では

原発問題、集団的自衛権などよくわからないことだらけで困ったもんです。

Aだと言えばBと言う人もいる。両方聞いてみても自分の中で

判断するだけの知識がないので何も言えなくなる。



テレビや新聞でしょっちゅう世論調査なんてやってるけど

自分が答えるとしたら賛成でも反対でもなく

全て「よくわかりません」になるな・・・。

ジャムとも木の実とも軽井沢とも全く関係ない話。





新潟県は佐渡の東海上に浮かぶ小さな島 「粟島」の「民宿たてしま」のご夫妻。粟島 たてしま

10年近く前に思い立ってこの島に行き、お世話になったのが

こちらの宿でした。



ご主人はロバート・デ・ニーロにそっくり!とうことで

何度かテレビなどにも出演しているそうで、

夕飯食いながらそのビデオを見たりなんかして面白かったです。

(写真が全くちゃんと撮れてないんですけど、本人はホント似てます)



質実剛健かつ充実sた海のものがでてきて夢のようなご飯生活でした。

海なし県の自分としては海が見えて旨い海のものが食べられるだけで

テンション上る。

またぜひ行きたいと思いながらはや10年。



民宿ってかなり当たりハズレがあると思うのですがこちらは

自分の人生で間違いなくベストスリーに入る。



今回は軽井沢で親戚の結婚式があるということで

海を渡ってやってきて、そのついでに寄ってくれました。



自分が泊まったときに帰り際にお金を渡されて「これでジャムを送ってくれ」

と言われて送ったという(笑)。



佐渡に比べると知名度がやたら低いんですけど、

こじんまりした島なんで自転車で島を一周しても2-3時間。



島外からの車の乗り入れも禁止されているので交通量も

少なくホントに牧歌的で素晴らしく良い島でした。



本土側の村上から船で島まで行くのも楽しくて良いです。



後から知ったんですけど椎名誠も気に入って何度か来てるらしい。



自分がこの島に泊まったときに日本海に北朝鮮のミサイルが着弾して

警報がでてたのも良い思い出。



というわけで粟島とこの民宿たてしまは超絶オススメですので

機会ありましたら是非訪ねてみてください。



磯ダコ捕りツアーってのも季節になるとやってるらしくこれまた

ぜひやってみたい。

なんかこのタコ捕りの記事読んでるだけで胸躍るもんがある。

先日、昔からお世話になってる運送屋さんに、

「ヤマドリいるかい?」と訊かれてなんのことやら

わからなかったけれど、よく聞いたらヤマドリの剥製のことだった。

しかも夫婦でくれるとのこと。



後日やってきたのがこちら



オスはともかく地味な色のメスのほうは思ってたのと

随分違うので「なんだかカモに似てますねー」

なんて言ってたら「そうなんだよカモみたいなんだよ」

とのお言葉。



そんなもんかと思って後からよくよく見たら

クチバシも特徴的だし、足には水掻きが付いている。

こりゃカモだ。



くれた方は結婚祝いに貰ったらしく何十年と床の間に

ヤマドリ夫婦ということで置いてあったそうです。



その方に後日あった時にも

「ヤマドリいいでしょ。夫婦で揃ってるからねー」と言われ、

自分は何故か否定できず、そのまま今日に至ります。



なんだか面白いもんだし、店に置きたいところだけど、

狭い店なので置き場所もない。



ハタとひらめき木の実展示でお世話になった

北軽井沢のルオムの森に訊いたら

ちょうどこんど鳥の展示をやるとのこと。



夫婦でもらわれていきました。

ルオムの森にて7月1日~9月1日まで

鳥のいる風景」という展示が行われます。



今回のヤマドリ夫婦も並ぶ予定ですので、

もし見かけたらヤマドリのメスという名前の

カモのメスですので、よろしくお見知りおきを。



それにしても何故に自分にくれると声かけてくれたのか

不思議。











おまけ

昨日、畑に行ったらカレンツも色づき始めていた。



ブロッコリー

大きな葉っぱに包まれて綺麗なもんです。



今が旬なブロッコリーとかアスパラって採れたてが特に旨い。



更におまけで、一年前に近所の方に貰った折り畳み自転車。

できるだけ分解して掃除して乗れるようになってたんだけど、

結局1年間ほとんど乗らず。



ちょうど自転車欲しがってる方がいたので、

先日この自転車も貰われていきました。


東京の蔵前にある gallery kissa というところで、

自然の造形美展」が開催されてます。



木の実つながりで色々お世話にもなっている方が

やっていて、先日、早速行ってきました。





うちのがさがさ売ってる木の実たちとは違って(笑)

見違えるようにより綺麗に見えます。



個人的に一番欲しかったのがこのホウガンヒルギの実。



この綺麗な色合いも自然のもので、

なんとウニの殻。



こんな展示見たことない!ってのばっかりで、

とても面白く興味深く刺激的でした。



7月6日まで!

ジャムとは全く関係ない話が続きます。

前回の謎の植物を送ってくれた方が

一昨年送ってくれた、これまた謎の塊があります。


これはなんでも雲南省で売っていたものだそうで、

売っていた人の話だとハチミツだという。

表面に苔のようなものが生えている。


食べてみたら確かに甘い。


とても貴重なものなのか、はたまた適当に

砂糖を結晶させて色を付け、ご丁寧に苔を生やした

いかがわしい土産物なのか?


全くなんなのかよくわからず。


ハチミツ関係者に渡して調査を頼んであるんだけれど、

音沙汰なし。


何か知っている方いらっしゃいましたらご連絡下さい。



話変わって昨年購入した多肉植物の帝玉。

無事に冬も越せたようで急激に膨らんできて、

おまけに花芽がでてきた。


もう少し気温が上がれば咲きそうです


半年前の写真
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先日また小諸の錦玉園に寄ってみて入手した多肉植物。

前から欲しかったハオルシアとガステリアの一種で、

育て易いの下さい、と言って選んでもらったのがこちら。



2つとも子供がすでに生えてきてて、増やせたりしたら

なんだか贅沢な感じです。



全く最近まで知らなかったけれど、長野県は多肉植物を

扱ってる業者(生産者)が多い。

先日、突然宅急便が届き開けてみたら

こんなものが入ってた。オマーン土産。



手紙によると、

現地ではGIZAと呼ばれていて、

山から採ってくる植物とのこと。

お腹の薬になるらしいと。



それを読んでまさか食べる勇気もなし。

いったいどうやって食べるのか想像もつかない。



植えてみたら、と植物に詳しい方に言われて、

そうかその手があったのか!と、やってみました。



とりあえず挿し木にしようと切り取った

ら水が垂れてきて驚いた。

触ったら痒くなるんではないかと恐れおののいた

けれどそんなことはなかった。



切り取ったのを数日転がしておいたら、

根っこがでてくる気配。



切り取ったのがいくつかあるので、

店頭か送りの注文のついででしたら、

興味のある方には差し上げます。

お申し付け下さい。



神保町の出店の時にも残っていたら持っていく予定です。



フェルニアとか、ガガイモの仲間か?といった話が

ありますが、よくわからず。



何か知ってる方がいらっしゃいましたらご教示下さい。



しかしこれはちゃんと検疫を通っているのかどうなのか・・・。






・・・前回からの続き・・・



夕方の船で帰るので、翌日は朝からまた

ヒッチハイクしてたらこの日は苦戦。



それでも天気良いし途中ウロウロできて良かった。



昼過ぎになると船の時間があるので、

段々と焦ってきて、地元の人のススメもあって

1日4本のバスの1つに乗車。



バスの切符を買う時に、また韓国人だと思われたのか

「日本語お上手ですねー」と言われた(笑)。

日本国内で日本語を褒められることも中々ない。



港に着いたらまた韓国人だらけで、

一体どこから集まってきて何をしていたのか不思議。



バスの道中で時々こんなものを見かける。



これは蜂洞と呼ばれるもので、ニホンミツバチの養蜂に

昔から日本で使われてきたもの。

本では読んでたけど実物は初めて見た。

対馬には西洋ミツバチ(当店で販売しているアカシアハチミツも西洋ミツバチ)は

いなくて日本ミツバチしかいないらしい。





帰りはまたイミグレを通って韓国に行く。

この時の気持ちとしては不思議なもんで

「韓国に帰る」という気持ちだった。



ただでさえ国境を超えるというのは不思議なもんですが、

いったん外国にでてそこから日本の辺境(失礼)に

入国してまた外国に戻る(そして日本に帰る)、

ってのはなんとも不思議な気持ちがした。



これを体験したくて対馬に行ったようなもんです。





対馬で意外だったのは本にも書いてあったけれど、

韓国の影響があまり感じられなかったところ。



日本と朝鮮半島の文化が混じって、

ちょっとはミクスチャーな面白さがあるかと

思っていたらほとんどなかった。

普通に日本って感じだった。



聞いた限りだと韓国との交流もあんまりないようです。



とはいえ、対馬はのんびりしてて海も綺麗だし、

なんだか気に入ったので、またいつかゆっくり行ってみたい(釜山とセットで)。







題名を「釜山と対馬」ってしたけど釜山のことが

一つもないではないか。というわけで、

釜山で時々見かけた路上焼き芋売り。



この焼き芋焼き機が今まで見たことがない

作りで便利そうだった。そしてカッコイイ。

釜山でも対馬でもほとんど買い物せず、

荷物も少なかったので頑張ってこれを担いで

帰ろうと思い、どこで売ってるか聞いてみたけど、

全く通じなくて断念。



釜山では予想以上に日本語と(拙い)英語が通じない。

漢字もほとんど使われてなくてハングルだらけ!

あたりまえだけど。



ちなみに焼き芋はとても美味しかった。

1本100円位。芋がいいのいかな。





釜山であと驚いたのが日本車をほとんど見ないこと。

こんなに日本車見ない国は初めてだった。

電気製品もほとんど韓国製だったし。





日本の朝鮮統治(占領)時代の勉強不足を痛感。

釜山滞在中に随所で恥ずかしいような気持ちがした。





釜山から対馬は船で1時間。

釜山から日帰りもできるので、もし釜山に行ったら

ちょっとした小旅行で一日対馬に行くのも

面白いかと思います。





終わり


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