ジャムこばやしblog

お店のことや旧軽井沢、あまり知られていない軽井沢、 などを中心に紹介していければと思っています。
ここ数年は木の実イベント関係の話が多くなっていますがご容赦ください・・・

タグ:木の実のはなし

以前紹介した戸隠地質化石博物館の木の実展に行ってきました。



小布施まで果物の用事があったのでちょうど良かった。



いたいた木の実達!

普段はうちの店頭で雑多な売り方してるけど、

こうやってお行儀よく並んでいるとよそ行きな感じで新鮮でした。



写真以外にも日本の種や実が沢山展示してあります。

12月2日までやってますので木の実好きもそうじゃない方も

機会があったらぜひ。



そういえば先日の神保町にいらした方が「栗って考えてみると

かなりヘンな格好してますよねー」と言ってたけど、

ホント改めて考えてみるとトゲトゲで中の種子はツルツルして

面白いカタチ。オマケに食べると美味しい。

身近な木の実も考えてみると随分ヘンテコなもんです。



不思議なことに先月急に自分も北軽井沢の「ルオムの森」というところで

木の実の展示をやることになりました。

この博物館に貸し出したりなんかした後にそんな話になったので

不思議な流れを感じます。



それにしても展示なんてやったことないので、かなり焦ってます。





オマケ・・・

博物館にあった不思議な石自然にできたとは思えない。

何百万だかで売ってくれという話もあったとか・・・。












先日休みの日に、そだそだザクロもらいに行かなくちゃと

思い出して車で出かける。

予想以上の大豊作ザクロ高枝バサミで夢中で収穫。

店頭で販売中。

すっかり忘れていたけど今年も上田のザクロ祭りに行かなかった!



その後でいつもヒマラヤ杉の実をとらせてもらっているところに

行ってみたらそこそこ成ってた。

前に通ったときに見たらあんまりなかったので今年は不作かと

思っていたけど、念のために見に行って良かった。

これまた高枝バサミで収穫。高枝バサミ続きですっかり首が痛くなる。翌日は筋肉痛。ヒマラヤ杉の実神保町にも持っていく予定。



ビーツも最後の収穫があったのでとりに行く。ビーツ予約分をお送りして残りを店頭で販売中。



ついでにツノゴマ畑を見に行ったらちょうど収穫中だったので

自分も参戦。ツノゴマ収穫作業ってのもなかなか稀な経験。

白いツノゴマと黒いツノゴマと沢山とれました。ツノゴマツノゴマ



インディアンコーンも今年のとれて販売再開。

今年もキレイなのできて良いデキ。インディアンコーン



更に農家で大根・白菜・キャベツ・渋柿をもらう。大根渋ガキ



帰りに久々にリンドウを買う。

リンドウ長野県の県花。



最後に帰り道で上田のお味噌屋さんで味噌と醤油を積み込む。

車の荷台がパンパンで凄いことになってしまった。



これらの荷物を店先に降ろしたら店の前が

山積みで直売所状態になってしまった。



色々収穫されて食べ物(食べられないのもあるけど)が

いっぱいあるのって、なんだかとても豊かになったような気がする。

最近発売された本「草木の種子と果実」。草木の種子と果実

当店では木の実も草の実も種子も果実も

まとめて「木の実」と呼んでしまっているけれど、

これが正しいんだよな・・・。



国内の植物の種子と果実をこれだけ集めてリーズナブルな本は

かつてなかったのでは。「待ってました!」という充実ぶり。



そんでもって、この図鑑の巻頭のコラムに当店の木の実たちが

使われています。

そして嬉しいことに巻末の資料提供欄には「ジャムこばやし」の名前が!

なんだかとても誇らしい。←これが言いたかった。



そんなわけで(笑)木の実好きなかたはぜひこの本を見てみて下さい。



お店に置いておくので興味のある方はお声かけ下さい。

立ち読みできます。そして気に入ったら買ってみて下さい。



この本が届いた日にボブディランの新譜も届いたので、

幸せな気分にひたれた一日。







オマケ

先日から店先にトウガラシを沢山ぶら下げてトウガラシ祭り。唐辛子

飾りにも綺麗だし食べられるという優れもの。

魔除けにもなるという。

結構なペースで売れているので近く補充予定。










発芽が遅くて気をもんだツノゴマ。



夏前に見に行っていらいだったので、

先日ちょっと見にいったら凄いことに。

ツノゴマツノゴマツノゴマ

なんだかわさわさと生い茂っていて恐いくらい。

夕暮れ時だったのでなんだか不気味な感じさえした。



実もやたらとデカイ。



この実の若いのをピクルスにして食べるらしいのだけど、

この姿を見るとどうしても食べる気にならない・・・。



かなりの量が収穫できそうです。





おまけ

秋はやっぱり夕暮れが綺麗。





長野市の近く戸隠地質化石博物館で秋の企画展ということで、

「実と種」の展示を行ってます。

12月2日まで。チラシが当店にも置いてあります。

博物館のブログ記事はこちら→戸隠地質化石博物館の日記



この展示用に少し当店の木の実を貸し出してあります。



今回の展示にはまだ行ってませんが、

夏前にこの博物館には行ってきました。



戸隠というところは小さい頃に一度行っただけで、

ほとんど記憶にない。

最近では戸隠神社などがパワースポットなんていって

人気があるみたいです。



長野市に用事があったのでそれに合わせて、

バイクでツーリングがてら行ってきました。



かなり山奥にあるので、行かれる方は入念に下調べして

行くことをオススメします。



自分もホントに着くのかなーと不安を感じながら行ったけれど、

一発で無事に到着。到着した時点でかなりの達成感を得られる

という稀有な博物館(笑)。



博物館外観前は学校だった建物を活用しています。



更に古い校舎も同じ敷地に建ってます。



木の実の化石

これは始めて見ました。面白いモンがあるもんです。

長野でマッチの製造が盛んだったとは!デザインがカッコイイ。こんな生き物がいたとは。生きている姿を見てみたかった・・・。



骨も色々見せてもらえて面白かった。興味深い話を色々聞きました。

まだ組み立てられてない骨もそこかしこにある。

「組み立て終わってみたら骨が余る、なんてことはないのですか?」と

訊いたら「ある」とのことでした(笑)。

プラモデルみたいで面白そう。



これも始めて見たけれどタコ瓶・イカ瓶と呼ばれる

種子など保管用のガラス瓶。これは面白いし綺麗。

いつかこの瓶に入れてちゃんと自分も展示してみたい。



写真はごくごく一部でこの他にも沢山の展示があります。



校舎だった建物も郷愁を誘う。

展示も充実してるしなんだか「博物」にたいする愛が

全体から感じられます。



秋の小旅行がてら機会があったら寄ってみて下さい。

オススメです。



二宮金次郎もちゃんと鎮座していた。






以前に紹介したダチョウ牧場、からではないのですが、

ついにダチョウの卵を入手いたしました。

ダチョウ(駝鳥)卵

ダチョウ(駝鳥)卵 販売

大きい。そして硬い。

もちろん中身は卵の底に穴を開けて取り出してあります。

居るだけでかなりの存在感。

数は少ないのですが、お店やHPで1890円にて販売しております。



インテリアや割ってから紐を通してアクセサリーなどに

加工したりもします。うまく割れば入れ物にもなるかと。



昨日お店にやってきて店頭に置いておいたら、

「ダチョウが産まれるんでしょうか?」

と訊ねる方が3人いらっしゃいました。

産まれると確かに面白いんですが。



ジャムと関係ないじゃないか、という声も聞こえてきますが、

実とか標本みたいな博物館にあるようなものが個人的に好きなのです。

ジャム→果物→木の実→実→卵

つながりということで・・・。

先日お伝えしましたモダマ(藻玉・世界最大の豆)

中身を思いきって見てみました。



50mm前後はあります。右が大豆です。

うーむ大きい。



長い鞘をバキっと折るとこんな感じです。



更にペンチで割ってみると、豆が佇んでいる。



取り出してみるとココアパウダーみたいな粉をふいている。



雑巾で磨くと最初の写真のようにピカピカ。



お店に置いておきますので見てみて下さい。



中身の豆だけも、この秋にガーナ(チョコレートで有名な国)から

やってきます。タイのモダマよりも更に大きいものがくる予定。

ブログでも紹介したカカオの実もガーナから一緒にきます。

しかし、ガーナから運んでくれるガーナ人の方も始めてみたいで、

本当に無事やってくるのか不安が残ります。










世界最大の豆モダマ(藻玉)です。

モダマ 藻玉

日本では西表島から屋久島にかけて生育しているようです。



始めてみたのはサヤが半分になった状態のもので15年位前。

半分だったのでそれほどインパクトはなかったのですが、

その後、沖縄を旅行している時に西表島で1本丸まるのを見て驚愕。



西表島に行く前日に石垣島に船で到着、

朝靄の中を歩いていると街路樹の樹上にブラブラと豆が・・・。

その後、島内の寺でそのサヤが落ちているのを発見して

カバンにくくりつけて旅してました。

その豆はホウオウボクという豆で全長30cm位。

それでも充分インパクトがありました。

その後、西表島でヒッチハイクして乗せてくれたおじさんがそのホウオウボクを見て、自分のところにもっとでかいのがあると言って見せてくれたのが、このモダマでした。

土産物屋で売っっていたけれど高かったのと、持ち歩くのが難儀なのであきらめました。



その数年後、都内で発見して売ってもらったのがこちら

モダマ 藻玉1 

その後ずっとお店に飾ってありました。

そして最近になってようやく仕入れルートを見つけたのが最初にあげた

モダマとなります。長い道程でした。



タイ産になります。

モダマにも幾種類かあり、亜種も広く存在するようですが、

このタイ産は木のように硬いのが特徴のようです(先の東京で購入したのは産地不明)。

「木彫りかい?」と良く訊かれる程硬い。



種もお見せしたいのですが、手元になく、わざわざ割るのも忍びないので、

またいずれ。

(追記 結局割ってみました 報告はこちら

このモダマについてはネット上にも色々でていますが、

関係本として

「西表島の巨大なマメと不思議な歌」盛口満 著

が面白いです(何故かアマゾンにでてこない)。



通常の豆も販売しているので、豆に興味があり、

豆の図鑑が欲しく探しているのですが中々見つからず。

良いのがあったら教えて下さい。


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