ジャムこばやしblog

お店のことや旧軽井沢、あまり知られていない軽井沢、 などを中心に紹介していければと思っています。
ここ数年は木の実イベント関係の話が多くなっていますがご容赦ください・・・

タグ:果物のはなし

最近ブログの更新が前にもまして減ったのではないか?

やる気がないのか?ツイッターだのフェイスブックだのと

色々やってるけれど、どれも中途半端だ。

などど色々とお叱りの言葉が聞こえてきますが、

誠におっしゃる通り。自分でもそう思います(笑)。



それでも中途半端なりにめげずにボチボチやっていこうと思います。

どれほどの意味があるのか自分でもときどき疑問なのですが・・・。





毎年この時期にやてくる三宝柑金柑

先日やってきました。三宝柑金柑

これがくるといよいよ春がくるなーと感じる。



先日から軽井沢も数回暖かい日があって

雪もあらかた溶けたのですが、

今朝は一転、起きたら雪世界!



この時期の雪は水分が多くて重たい。

明日は筋肉痛になりそうです。



雪が降ったといっても真冬に比べれば気温が高めなので

明日にはほとんど溶けてしまうと思われます。



この冬は前半は雪がすくなくて寒いだけだったけど、

後半になってから雪が多い。




先日訪れた時のルバーブ畑の様子

ルバーブ畑

早くもにょきにょき花が伸びてきています。

こちらが花。

ルバーブの花

相変わらず妙です。



おまけでブルーベリーの花。

ブルーベリー花 蕾

開くとスズランみたいで中々綺麗です。

今年もいよいよ生ルバーブの販売が始まります。

5/9(木)から発送並びに、店頭販売致します。

ご注文はHPからどうぞ



去年・一昨年と5月末位からの販売だったのですが、

今年は雨も降り、気候も良かったので早めに収穫できそうです。



軽井沢の桜も例年より早くGW前に見頃を迎えておりました。


今年も無事ルバーブ発芽しておりました。

ルバーブ発芽

いくら天候不順といっても発芽はするんでしょうけど、

それでもホッとします。

ルバーブ発芽2

周辺の木の芽も段々と膨らんできて春らしくなってきました。



この時期暖かい日中は上着なしでも過ごせますが、

朝晩はさすがに冷えます。

ゴールデンウィークでも雪が舞った年があるので

油断はできません。

今日、三宝柑が到着しました。

三宝柑 マーマレード

よく間違われるのが、近頃人気のデコポン。

確かに、ヘソの感じが良く似ている。



三宝柑は江戸時代より紀州藩にて栽培されており、

三方(三宝)に載せて献上したことによりこの名が付いた、

と、ものの本などには書いてあります。

三方とはなんぞや?調べてみて下さい。



三宝柑を八百屋で見かけることは殆どないと思いますが、

それもそのはず、味は良いけれど皮が厚く可食部が少ない・・・。

しかし、マーマレードにしたときの美味しさは抜群。

いわゆる「マーマレード好き」な方はオレンジマーマレードではなく、

こちらの三宝柑マーマレードを好む方が多いような気がします。

逆にうちのオレンジマーマレードはマーマレードが苦手な方でも美味しいと好評です。



今日の軽井沢は暖かく、お店の扉を開けて営業したのは今年初でした。




軽井沢は群馬と長野の県境に位置しています。

軽井沢から碓氷峠を20分程車で下って行くと群馬県。



標高差があるので軽井沢より気温も高く、

昨日行ったら既に、菜の花や梅・フキノトウが眼について、春。



軽井沢から40分くらいで秋間梅林という有名な梅林があります。

その近くで撮った梅の花。

秋間梅林そのものは行ったことないんですが。



その時に行った桑畑。



桑の木は剪定するので、変わった形です。

群馬は養蚕が盛んだった地域でいたるところに桑の木がありますが、

養蚕の衰退とともに年々荒れてきているようで、少し寂しい。



群馬県は群馬の学校に通っていたこともあり余計に身近な地域です。

群馬の町、横川・松井田・富岡・下仁田など軽井沢からも近い

紹介したい町があるので、いずれ写真とともに紹介したいと思っています。

いずれも歴史のある町で、鄙びた佇まいと、

観光擦れしていない感じが良いです。


毎度ご無沙汰しております。



晩秋が時期の果物ですが、

カリン特集であります。

(最近、「カリンのジュレ」という新商品を作ったのですが、それはまた後日・・・)



という訳で、「部屋」と「Yシャツ」と「私」、

ではなくて、

「カリン」と「マルメロ」と「本かりん」、です。



えー、まずややっこしいのが、

上記写真左がマルメロで、信州ではこれをカリンと呼びます。

一方、右がカリンで信州ではこれを本カリンと呼んで区別しています。

他の地域でもマルメロをカリンとして売っているのを

見たことが度々あります。

現在信州ではかなり呼び名が混在しており、

余計に混乱を招いているようで、良くお客さんに聞かれます。



つまり信州では 

マルメロをかりんと呼んでいる訳ですが、

本来はマルメロとカリンは別の果物なのです。

当店では全てマルメロの方を使っており、

かりん(マルメロ)と表記しています。



両方同じバラ科の果物ですが、

マルメロ属とカリン属で違う属に分類されています。



見た目の違いとして

マルメロ・・・形が洋梨型でとんがってる。表面に毛みたいなものがある。



かりん・・・楕円形(違うのもありますが)・つるつるしている。



表面の毛のあるなしで見分けられます。

両方、品種やモノによって多きさや形には違いがあります。



香りはどちらも特有の良さがありますが、それぞれ違います。

香りを文章で表現できず・・・。

年内はお店に両方ありますので香りをお試し下さい。



原産地は

マルメロ・・・ペルシャ・トルキスタン地方

 かりん・・・中国

だそうです。



信州では導入当初からマルメロのことをカリンと呼んでいたようです。

カリンの方が通りが良いと思ったのか、単に間違えたのか、

興味深いところです。



両方生食には向かず、加工して始めて良さがでます。

カリンは非常に硬く、焼酎漬けが主な用途。

マルメロはカリンよりは柔らかいので焼酎漬け・ジャム・ハチミツ漬けが主なようです。



ついでにもう1つややこしい話が、

学名ではカリンが「偽マルメロ」の意味であるということです。

マルメロはマーマレードの語源になったとも言われており、

ヨーロッパでは古くから利用されていたみたいです。

中国原産のカリンの方がマイナーな存在なので

「このマルメロの偽者が」といった感じなのでしょうか。



今日も余談で

ドイツ語ではジャムのことを

マーマレード(もちろんドイツ語で)というそうです。

これも何だかややこしいですね。



当店のカリン(マルメロ)製品はこちらから。

軽井沢だと文化の日を境に客足もぐっと遠のくのですが、

紅葉がずれ込んでいることや、暖かいせいなのか、天気が良い日は例年より

賑やかな感じがします。



今回は殆ど趣味ですが、色々な木の実の紹介。



まずは、カカオの実。

カカオの実

こぶし位の大きさ。つい先日、都内某所某宅にて撮影。

人のものなんですが。

以前、チョコレート工場の見学で見かけてからずっと気になっており、

手に入れたく探しているのですが、手に入らず。

検疫などの関係で入ってこないのでしょうか。



ヒマラヤ杉の実

ヒマラヤ杉の実

杉という名前ですが、松の一種です。以前トリビアの泉でもやってました。

時間が経つとだんだん花みたいに開いてきて、最後は先っちょのバラの花みたいな部分を残して崩れてしまいます。

好きな松の実。



ザクロの実

ざくろ

なんとも言えない外見。

神話や伝説とも深い関わりのある興味深い果物です。

生でも酸っぱくて美味しく、紫蘇の穂と一緒に焼酎漬けにすると風邪に効くといわれており、今年は家でも久々に漬けました。

以前インドに行った時に、ジュースの屋台で絞りたてをいたるところで売っていたので、飲みまくってました。屋台の中では一番高級でしたが、そこはインド、さすがに安い。インドでは滋養強壮に良いと言われているようです。

国産はあまり流通しない果物ですが、民家の庭などになっているのを見かけます。

上田では10月中旬「ざくろ祭り」なる不思議な催しがあります。

100年以上の歴史がある祭りで興味深い。

毎年行こうと思いながら果たせず。



綿花

綿の花

綿です。見る機会は少ないけれど普段お世話になっている植物。

近くの方が趣味的に栽培しているものです。

綿花→コットンフィールド→南米日系移民→アントニオ猪木

という連想で、アントニオ猪木が綿花摘みをしている姿を想像してしまいます。

どうでもいい話ですが・・・。



ツルウメモドキ

ツルウメモドキ

庭木や藪の中にあります。今年は豊作で車に乗っていると良く見かけます。

乾燥すると、色も褪せないので、飾りでも良くあります。

地梨を頂きました。

地梨



ピンポン球よりも一回り小さい位の大きさ。

この果物は香りが素晴らしく、自分は世界で一番好きな香りです。

秋の楽しみのひとつ。



以前は離山に採りきれないくらいあったそうですが、

今では見かけることの少ない果物です。



何年か前に沢山手に入った年があり、試しにジャムにしてみたのですが、

加熱すると肝心の香りがとんでしまい魅力がなくなってしまうので、

ジャムにする意味がない、という訳で、

それ以来ジャムにすることはなくなりました。



それでは何が良いかというと、

香りも活かされる昔ながらの焼酎漬が一番かと思います。



こうゆう果物が沢山あると豊かになった気持ちがします。

毎年、初夏から秋まで色々なかぼちゃを販売しています。



まずは、農家の方から頂きものなんですが、珍しいかぼちゃで、

「宿儺(すくな)かぼちゃ」というものです。

宿儺かぼちゃ

今年初めて見ました。

非常に美味しいらしいのですが、未だ食せず。



これは、いわゆる「ハロウィンカボチャ」。

ハロウィンかぼちゃ

左下のマッチと比べると大きさが判るかと思います。

人の頭よりも一回り大きい位です。

これは、だいたい店頭でも販売しています。

800円~1000円位。

ハロウィンでくりぬいて顔にするのは、これが一般的なんですが、

実際にこれをくりぬいたものは見たことがないので、

一度作ってみようと思ってます。



続いて、「坊ちゃんかぼちゃ」。

坊ちゃんかぼちゃ

普通スーパーなんかで売っている西洋カボチャに比べると2回り程小さい。

こぶし二つ分位。

食べきりサイズで味も良いことから、最近人気の品種みたいです。



これもハロウィンの飾りに好まれるカボチャで正式にはなんて言うのでしょうか。

おもちゃかぼちゃ

手の平サイズで可愛らしい。

これもお店で210円で販売中。



これもカボチャなんですが、凄い形です。

飾りかぼちゃ

うちではこの辺はみんなひとくくりに、「おもちゃかぼちゃ」と呼んでます。

最初見たときはかなり驚きました、全く意味不明な形ですが面白い。

意外と人気があります。

以前、フランスに行った時は何故かこのタイプのカボチャがそこらじゅうで売っていました。

最近日本でもちらほら見かけます。

こちらも店頭販売中210円也。

首が長いタイプ



ゴマだら





このあたりは交配してできる柄のようで、偶然の産物です。





これは、以前「恐竜の卵」という名で売られていました。

食べても美味しいみたいです。

外国のスーパーで販売しているのも見たことがあります。







色々ありますので見てみて下さい。

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